記事 · 2026-10-22 更新

簿記 3 級の勉強法(独学の計画とテキストの選び方)

日商簿記 3 級を独学で受けるときの勉強法を、勉強時間の目安・1 か月ごとの計画・テキストと問題集の選び方・ネット試験と統一試験の違いでまとめました。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事のポイント

  • 簿記 3 級の勉強時間は一般に 100 時間前後が目安(80〜120 時間)
  • テキスト 1 冊+問題集 1 冊で受かる人が多い。同じシリーズでそろえる
  • 最初の 1 か月は仕訳、次の 1 か月は決算と過去問・模擬試験に使う
  • ネット試験は日を選べる。統一試験は年 3 回

日商簿記 3 級は、独学で受かる人が多い資格です。ただし、最初の「仕訳」でつまずいてやめてしまう人も少なくありません。このページでは、簿記 3 級の勉強法を、勉強時間の目安・月ごとの計画・テキストの選び方の順にまとめます。

簿記 3 級の勉強時間の目安

簿記 3 級の勉強時間は、一般に 80〜120 時間(100 時間前後) と言われます。これは簿記をまったく知らない人の目安で、経理・事務の仕事をしている人はもっと短く済むことがあります。

1 週間の勉強時間 100 時間かかると 向く人
5 時間(平日 30 分+休日 1 時間) 約 5 か月 忙しい時期の人
10 時間(平日 1 時間+休日 3 時間弱) 約 2.5 か月 多くの社会人
15 時間(平日 1.5 時間+休日 4 時間) 約 1.5 か月 短期で取りたい人

自分の平日・休日の時間を勉強時間の計算機に入れると、何か月で終わるかと、試験日から逆算した 1 日の時間が出ます。

試験の形を知る(ネット試験と統一試験)

日商簿記 3 級には、日を選んでテストセンターで受けるネット試験と、決まった日に全国で受ける統一試験があります。統一試験は年 3 回(6 月・11 月・2 月)です。どちらも合格の基準は 70% 以上で、問題の形も同じ方向にそろえられています。

ネット試験 統一試験
日にち テストセンターで随時 年 3 回
答え方 パソコンの画面 紙
結果 終わってすぐ分かる 後日
向く人 準備ができたら受けたい人 日が決まっている方が頑張れる人

試験時間・受験料・申し込みの方法は変わることがあるので、日本商工会議所の公式ページで確かめてください。

テキストと問題集の選び方

独学なら、テキスト 1 冊と問題集 1 冊で十分という人が多いです。選ぶときは次の 3 つを見ます。

  • 図と色分けが多いか:最初は文字ばかりの本より、仕訳を図で見せる本の方が読み切れます
  • 同じシリーズの問題集があるか:間違えた問題の説明をすぐ読み返せます
  • 受ける年度に合う版か:範囲が変わることがあるので、古い版は避けます

楽天の価格・口コミで並べた簿記テキスト・問題集のランキングも参考にしてください。

3 か月の勉強の計画(例)

週 8〜10 時間で 3 か月(約 100 時間)の例です。

時期 やること 時間の目安
1 か月目 テキストを 1 周。仕訳のルール・よく出る取引を覚える 35 時間
2 か月目 問題集で仕訳を何度も解く。決算整理と精算表・財務諸表を学ぶ 35 時間
3 か月目 過去問・模擬試験を時間を測って解く。間違えた所の復習 30 時間

1 か月目:仕訳がすべての土台

簿記 3 級の点の多くは、仕訳ができるかで決まります。「何が増えて何が減ったか」を、借方・貸方のどちらに書くかで考えるくせをつけます。分からない所で止まらず、まず最後まで読んでから戻る方が、全体のつながりが見えて理解が早くなります。

2 か月目:手を動かして解く

読むだけでは点になりません。問題集の仕訳を、答えを見ずに書けるまでくり返します。決算整理(減価償却・貸倒引当金・費用の繰延べと見越しなど)は、最初は時間がかかりますが、型が決まっているので慣れれば速くなります。

3 か月目:本番の形で時間を測る

模擬試験を時間を測って解き、時間が足りるかを確かめます。ネット試験を受けるなら、画面で答える模擬試験に慣れておくと本番で慌てません。

独学と通信講座、どちらがいい?

簿記 3 級は本だけで受かる人が多い資格です。ただ、「1 か月目で止まってしまった」「計画を自分で立てられない」という人は、動画の講義つきの通信講座で時間を短くできることがあります。受講料・受験の回数・勉強時間を入れて、通信講座と独学の総額で比べてから決めると後悔が少なくなります。

つまずきやすい所と対策

  • 借方・貸方が覚えられない:資産・負債・純資産・収益・費用の 5 つの箱が、増えたらどちらに書くかの表を作って毎日見ます
  • 決算整理で止まる:1 つの論点ずつ、問題集の同じ型の問題を 3 回続けて解きます
  • 時間が足りない:仕訳の問題を速く解く練習が効きます。1 問にかける時間を測ります

簿記 3 級は、正しい順番で手を動かせば、社会人でも 2〜3 か月で届く資格です。まずはテキストの 1 章目を今週中に読むところから始めてください。

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よくある質問

簿記 3 級は何日で受かる?

1 日 1〜2 時間なら 2〜3 か月が一般的な目安です。前から経理の仕事をしている人はもっと短く済むことがあります。勉強時間の計算機で、自分の時間に合わせて出せます。

電卓は何を使えばいい?

試験で使える電卓には決まり(関数電卓は不可など)があります。12 桁で、0 と 00 のキー・メモリー機能のある、手になじむものを選び、勉強のときから同じものを使います。公式の注意事項も確かめてください。

簿記 3 級は意味がない?

3 級だけで転職が決まることは少ないですが、お金の流れ(仕訳・決算書)が読めるようになるのは、経理以外の仕事でも役立ちます。経理を目指すなら 2 級まで考えるのが一般的です。

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